嫉妬するまでに太陽が似合う男
安藤泰行
伊那市で歴史ある工務店を営む彼は
「家造り=まちづくり=人創り」という
自身が編み出したスーパー方程式の元
商工会議所の青年部・消防団・青年会議所に所属している
俺も所属する伊那青年会議所
と言っても入会8ヶ月のスーパード新人ですが
今年第50代理事長となった彼の年始めのスピーチはスーパーカッコ良かった
英語だ四文字熟語だ小難しい言い回しを駆使して
上手いな~と思う「スピーチ」もよく聞きますが
聞き終わって2歩も歩けば忘れてしまうものです
想いや情熱や魂を込めて自分の言葉で伝える「スピーチ」は言葉のフレーズの選択なんか関係なく心に響くんだと思います
もちろん「誰」が発信する言葉なのかもかなり重要ですが
まぁとにかく心に突き刺さるスピーチに魅了されました
当日俺はカメラ係という新人感溢れる係でしたが写真を撮るのも止めて聞き入ってしまった
武者震いするように心の中が興奮状態になって
持ってるカメラを地面に叩きつけたくなる位な感じになりました
そうです
プロレスをテレビで見ていて興奮のあまり枕を相手にバックドロップしてベッドを壊してしまう
「アレ」に似た感覚でした
スピーチが終わり壇上を下り席に戻る途中
俺はハグしたい気持ちを抑えおもいっきり
ガッツポーズに近い渾身の「グー👍」をした
彼はちらっとこちらを見てクールにうなずいた
渋い渋すぎる
けして口が達者という訳でもないし
少しshyで結構天然だけど
これほど人間臭く「いい男」はそうは居ない
多くを語らずとも彼の「頼みます」の一言で
大勢の人が動く魅力しかない男
そんな男が近くに居る事を誇りに思うよ
最後に少しだけ言わせて欲しい
一緒に飲み行く時は何色か教えて欲しい
派手なゲイだと思われるから
「鼻からうどん」は
そういうヨゴレは
俺がやるから
飲んでて寝てしまったら
帰る前に鏡を見て欲しい
落書きしちゃってるから
そして10数年後リトル泰行とリトル大樹が
酒が飲めるようになったら
その時は一緒に
一緒に
合コンに一緒に連れてって貰おう
心にいつも太陽を