今日は父親の三十三回忌
「ギャーテーギャーテーハーラーギャーテー」
このフレーズ部分をお経のサビだと思っている
お経の最中に体を揺らしてふざけてしまうのはナチュラルなイタコなのかもしれない
「別に死ぬわけじゃない大したことないだろ?」
何かあると自分に自問自答するおまじない
いつからか自然と死生観を持つようになった
父親は37歳で亡くなった
35歳位から37歳に近づくにつれ死を物凄く意識した
時に夜しか眠れない位
シャボン玉が壊れて消えたようなあの日から
ネガティブなメモリーはポジティブなメモリーに勝手に上書き保存されていくのか
父親が居なくて寂しかった記憶はさほど無い
嫌だったのは小学校で父の日に渡す似顔絵を書く時位だった
誰の顔を描いたのか忘れたけど
でっかく空いた穴ボコは友達たちが毎日コンクリートで埋めてくれたから落ちずに済んだ
お陰でずっと寂しくなかった
友達が居れば仲間が居れば人生何とかなる
俺に「関わり合い」を持ってくれる全ての皆さんに感謝の日
いつもありがとうございます