稲葉大樹ブログ 1日1笑365連笑

読むと生きる勇気が湧く どうでも良すぎる内容のブログです。

一杯の醤油ラーメン

お題「思い出の味」

 

中央道小黒川パーキングエリア

通称「オグパー」
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高速道路を利用していなくても

ロンモチ入れます

 

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知っている人は知っている

知らない人は知らない名店です


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メニューもたくさん 値段もリーズナルブ

定食の白米はおかわり自由



今日はそんなオグパーの思い出話しです

 

 

俺の父親は俺が小3の時に37歳で病死しました

※俺は38歳になったので年齢だけは親父超えです

 

 

俺は小3の時から少年野球をやっていて

葬式の2日か3日後に野球の練習がありました

一度練習をサボって友達と遊んでいたら父親

にシメられたので

その日も当たり前のように練習に行きました

 

冬の練習だったからか

あまり人が居なかった記憶です

5年生を中心に練習をしていると

監督さんが少し遅れてやってきました

 

 

監督さんは俺を見つけると

何とも言えない表情で見つめていました

※ロリコンでもゲイでもないですよ

 

そして「集合」と全員を集めて

 

「今日の練習は終わりだ ラーメン食いに行くぞ」みたいな事を言いました

※腹が減っちゃったんじゃないですよ

 

 

それから監督さんやコーチの車に乗って

向かった先がこの「小黒川パーキングエリア」

 

当時は店も汚くてラーメンものびのびな感じ

 

俺は今でこそ175㎝69.8㎏とモデルのような体型ですが

当時は小さくてガリガリで色も白く

モヤシやえのき茸のようでした

※例えですよ 実際は人間ですよ

 

今でこそダイソンと呼ばれる位の早食い大食いの俺ですが

その頃は食べるのが遅かったし量も食べられなかった

 

 

5年生や4年生がラーメンを食べ終わる中

一番小さい俺は食べるのに時間が掛かってました

 

タヌキみたいな顔と体型で火を吹く勢いでよく怒鳴っていたから子供たちからは陰で「タヌキドラゴン」と呼ばれていた監督さん

 

そんなタヌキドラゴンが俺のとこに来て優しく「稲葉ゆっくり食べろよ 」と言ってくれました

小3の俺でも監督さんがなんで練習を中止にしてラーメンを食いに連れて行ってくれたかの意味もわかったし

嬉しくて胸が詰まる感覚になって

温かい気持ちになりました

※ラーメン食べたからじゃないですよ

 

 

 

 

冬にここへ来て醤油ラーメンを食べると

ふと思い出すんです

 

 

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