大人になんてなりたくない
小学生の時も中学生の時も高校生になっても
楽しい瞬間が終わるたびに襲い掛かったトイザらスキッズな感情
高校の卒業式数日前
突如顎が痛くなって何も食えなくなった
どうやら神経痛になるほど全身全霊で
大人になることを拒んだようだ
病名はピーターパン症候群
子供でいたいずっと トイザらスキッズ
大好きなおもちゃに囲まれて
大人になんかなりたくない
僕らはトイザらスキッズ
そんなトイザらスキッズな想いとは裏腹に
時間は止まることなく針を回し続け
大人としてカテゴライズされるようになった
ただ
実際大人としてカテゴライズされてはみたが
大して変わらなかった
ふざける為に周囲への説得マテリアルが多少必要なのは仕方がない
ふざける為にはギャップも必要だ
2年前当時4年生と3年生だった我が家のシスターズは自分の同級生男児と変わらない精神スペックの父親に対して疑問を持った
「私のお父さんは働いているの?」
そしてその疑問を夏休の一研究の題材とし
一日密着取材を行った
http://www.inabadaiki.com/entry/2017/08/12/075349
この取材を通してシスターズに安心を与えた
それから1年後の去年
ロングウーマンこと長女は駒ケ根のパン屋
ル・プレージールさんでパン屋さんの1日を体験をさせてもらい
ネクストウーマンこと次女は伊那市のカフェ
カフェタイズさんでカフェ店員さんの1日を体験をさせてもらった
平成に別れを告げ
令和を迎えた今年
ラストイヤーのロングウーマンは
いつも誕生日に食べているshimizuのケーキは何であんなに美味しいのか調べたいという高い志をバックグラウンドに
伊那市の菓匠Shimizuさんで
朝礼から始まりケーキ作り体験などケーキ屋さんの1日を体験させてもらい
ネクストウーマンは
小さい子が好きだからという
さながら天使のようなエンジェルマインドの元
伊那市の緑が丘幼稚園で
保母さんの1日を体験させてもらった
毎年楽しい大人が働く環境で貴重な体験をさせてもらい本当にありがたい
楽しい大人が楽しい大人を創る
「すごい楽しかった また行きたい」
その第一声と少しレベルアップしたような表情
日々脳内メモリーが上書き保存されていく子ども達には瞬間的な感情かもしれないけれど
そんな小さく瞬間的な感情をたくさん拾い集めて育ってくれればいい
何となく未来予想図の下書きでも絵描きながら
大人は楽しい